先日何の気なしにNHKをつけると、真壁のひな祭りが紹介されていました。普通はこの番組、余り真剣に見ないんだけど、このときは思わず最後まで見てしまいました。思わず去年、訪れた真壁のひな祭りを思い出したからです。
私、実は人形が大好き。だからどんなひな祭りなんだろうと、興味津々で出かけていきました。
真壁の町並みはこじんまりとしていて、なんだか異空間に入ったみたい。そこに立ち並ぶ家々でお雛様が飾られ、外部の者でも、玄関の扉を開けてその家に伝わっている雛人形を見ることができます。ほとんどの家は昭和初期のものなんでしょうか、道路に面するガラス戸は木製で、中に入ると上がり框も高く時代を感じます。そんなところに飾られている雛人形の顔は凛として、本当に時間を超越しているみたい。
商店街に入ると土蔵の中にお雛様を展示しているお店もあれば、私設博物館のような感じのディスプレイをしているお店など、多くのお店やお宅でお雛様が飾られていました。町の目抜き通りを歩きながら、ほとんどの展示を見ましたが、お雛様という一つのテーマでありながら、それぞれの歴史と個性があり、見飽きるということがありませんでした。
本当は今年も行きたかったんだけど、いろいろ忙しくて、3月3日のひな祭り最終日を迎え、ちょっとがっかりしていたので、テレビを介して真壁のひな祭りを見られるとは、うれしい驚きでした。
多くの家庭で母や祖母から引き継がれて来たお雛様。それをただ眠らせるのではなく、ひな祭りの季節に一般に公開して、色んな人たちと分かち合う。そんな祭りとしてひな祭りがこれからも続いていってほしいと思いました。